漏斗胸 手術

漏斗胸の発症率と気になる手術

漏斗胸(ろうとむね)とは、胸の真ん中のちょうど鳩尾(みぞおち)部分が陥没している症状のことで、患部が漏斗の形に似ているところから名づけられました。生まれたときから陥没している子もいれば、後天的に徐々に陥没してくる子もいます。

漏斗胸は、約1000人に1人の割合で起こり、男の子に多いと言われています。前胸部の肋軟骨の成長のアンバランスにより両方から押されように変形し、真ん中の胸骨が陥没して漏斗胸になると考えられています。また、遺伝的要素があるとも言われています。詳しくは病院での専門医に聞いてみましょう。

胸部が眼で見て分かるほどに陥凹している漏斗胸ですが、障害や疾患、機能的な問題はとくにないと言われます。ただし、心臓の位置がずれるため肺が圧迫される状態になります。このため風邪を引くと肺炎になりやすい傾向性がありますが、病的な緊急問題はありません。

漏斗胸の場合は、病的ではなく見た目の問題で手術や治療をする人がいます。手術をするのは、合併症の問題や手術の効果の問題から10歳前後までがよいとされています。術後の胸は傷跡が残りますし、人によっては合併症を起こすこともあります。

漏斗胸とは

漏斗胸は、「ろうとむね」と呼ばれる症状です。胸の真ん中がじょうごのように陥凹していることから名付けられました。生まれつき胸が陥没している先天性の場合と、生後徐々に陥没していく後天的な場合があり、鳩尾(みぞおち)部分が陥凹します。

漏斗胸になりやすい人

漏斗胸になりやすい人は、遺伝的な場合と、体型的な特徴がある場合とがあります。体型的には、胸部が薄く痩せ型の人、猫背のように姿勢が悪い人が起こりやすいと言われています。そして進行性のため、成長にともない少しずつ陥没が進んでいきます。

漏斗胸の手術は機能的な面より精神面に問題

胸が陥凹する漏斗胸の場合は、美容上・見かけ上の問題を除きほとんど問題はありません。心臓の位置が移動し肺が圧迫され、多少呼吸がしずらくなることもあると言われますが、むしろ機能的な面よりも精神面のほうに問題で治療をすることが多いようです。

漏斗胸の手術と術後

漏斗胸の治療には手術がありますが、健康上からの理由は少ないようです。ただし胸部の手術となりますので、術後に傷跡が残ることもあります。さらに、大きくなってからの手術の場合、人工のささえ(ストラット)が必要になり、再手術が必要になることもあります。手術が必要かどうかは、専門医ともよく相談しましょう。